横浜市営地下鉄ブルーラインの脱線事故で多くの皆様に
ご心配やご迷惑をおかけしました。
今後、再発防止に向け、力を注いでまいります。
本日は、横浜市交通局発表の最新の状況をお伝えします。
【事故発生日時】
令和元年6月6日(木)5時22分頃天候晴れ
【場所】
1号線(ブルーライン) 下飯田駅構内
(神奈川県横浜市泉区)
【列車】
湘南台駅5時20分発あざみ野駅行き532a列車(6両編成)
【負傷者】 なし
当初、肩の痛みを申し出ていたお客様は病院での受診はせず。
【原因】
横取り装置の点検後、当該横取り装置の撤去を失念したため。
(詳細は確認中)
【概要】
当該列車は、下飯田駅を立場駅に向けて出発後、走行中に
衝撃を感知した。停車し確認したところ、24軸のうち、
先頭1両目から5両目までの車両の9台車18軸が脱線
していた。なお、衝撃感知時の速度は、約35km/hで
あったと推測される。
【復旧作業の経緯】
6月6日 運輸安全員会の調査終了後、6月9日始発を
目指して復旧に着手
6月7日 2、3、6号車のレール上への引き上げ完了
6月8日 4、5号車の復旧が難航し、「復旧の見通し
立たず」に変更
20 時29 分:5号車のレール上への引き上げ
作業完了
6月9日 脱線車両5両全てのレール上への引き上げ
作業完了
6月10日 軌道工事及びサードレール復旧工事完了
10 時00 分:運行列車を減らし暫定的に
全線運行再開
6月11日 2時45 分:暫定的に留めていた事故列車を
湘南台駅から
上永谷車両基地に格納。
始発から全線通常ダイヤによる運行開始
【ブルーライン復旧作業従事者】
延べ約1380人(うち当局580人、他社800人)
JR東日本、東急電鉄はじめ全9社のご協力のもとで
復旧工事を進めた。
【ブルーライン不通に伴う影響人数】
24万5千人
この間、振替輸送とともに、10時30分頃から、
踊場駅〜いずみ中央駅(相鉄いずみ野線)間を
結ぶ、代行バス輸送を実施
【国土交通省との対応】
6月6日 本事故に対して国土交通省より警告書を
受領
6月7日 国土交通省へ横取り装置に関する対策を
報告
6月12日 国土交通省鉄道局長・審議官はじめ関係
部署へ謝罪
引き続き、交通局で事故調査委員会を立ち上げ、
詳細な調査を実施します。