皆様の命を守る防災・減災の取り組み 2012年6月20日
- 2012.06.22 Friday
- 14:09
「皆様の命を守る防災・減災の取り組み」2012年6月20日
6月20日、道路などの調査診断を手掛ける「ジオ・サーチ株式会社」(東京都大田区)の
空洞探査技術を視察しました。
「ジオ・サーチ株式会社」は、空洞探査機器を搭載した車両を走らせながら、CTスキャンのように
目視では確認できない道路下の空洞を見つける「スケルカ」(透ける化)という技術を開発しました。
巨大地震などに伴う道路の陥没を予防するための調査を行っている会社です。
昨年の東日本大震災では、被災地で1,940キロの道路を調査し、2,561カ所の空洞を
発見しました。
こうした調査結果から、冨田洋代表取締役社長らは「震度5を超えると、大型の地下構造物が
ある周辺では路面の陥没や地中に空洞が多発し、その被害は長期にわたり継続する」と
指摘していました。
20日の視察では道路の陥没を未然に防ぐ取り組みなどについて関係者と意見を交わしました。
『スケルカ』は道路下の空洞を発見する上で極めて重要な技術の一つであり、震災に備え、
こうした都市インフラの危険要因を的確に把握できる優れた技術を防災・減災対策に
生かしていくべきだと思います。
2012年6月21日(木)付公明新聞にも記事が掲載されました。
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